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Garage 500E (趣味の500Eガレージ)
J-AUTO代表松本のブログ
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「メカニックの視点。」ブログで綴る車の中身
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もうすぐ暑い季節がやってきますね!500Eの冷却について
2015/07/10 12:41:16
もうすぐでしょうか?やっと梅雨明けが近づいて来ていますね。

今年は、湿気の高い日が続いたので、週一ペースでお使いの
500Eオーナー様方の中には、デスビが湿けってのエンジン不調を
何度か御経験されたという方も多かった様子です。

毎日、あるいは2日おきにでも、頻繁にお乗りの方にはまず、無縁の
この不調では有りますが、デスビ自体の材質が変ったのか、
あるいは日本の気候が、より高温多湿に変化しているのか、
そのどちらもなのか。
弊社の方でも今後、お困りの500Eオーナー様は多いかと思い、
何かしらの対策を生み出したい、と考えております。

さておき、毎年恒例、暑くなってきますと気になるのは水温!
という事で、今年は水温を下げる対策の一つとして、
500Eのエンジンオイルを中心としたお話をさせて頂きます。

突然、何の写真かと言いますと、これはエンジンオイルクーラーを500Eに装着した状態です。
(フェンダーライナーは外した状態です。ここに、ナガセ自動車さんのご協力でお作り頂いた
エアアウトレット付のフェンダーライナーを装着しますので、格好良いオイルクーラーは
外からは殆ど見えないのは残念!ですが、ナガセ自動車さんのフェンダーライナーは
作りも良く考えられており、コストパフォーマンス抜群、抜けもバッチリです。)

ダクト付右側フェンダーライナー。ナガセ自動車さんに感謝!有難うございます!純正新品加工品で\2.7万+TAXです。オイルクーラーのアウトレットダクトにもちょうど良いです。


御存知の通り、500Eは日本とアメリカ仕様は元々、エンジンオイルクーラーは装着されていません。
本国仕様にはフロントバンパー内部、ちょうどナンバープレートの後辺りに設置されております。
が、オイルフィルターケース内にサーモスタットが仕込まれており、その設定温度が
110℃と、高めな設定なのです。ドイツのアウトバーンで、高速走行中のエンジンオイル冷却だけなら
その温度設定でもOKだと思いますが、日本の夏の水温・油温上昇を防ぐ為には、
もっと低い温度、80℃位から、サーモスタットは開いて欲しいですよね。


これが500Eのエンジンオイルフィルターケースに組込まれているサーモスタット構成部品。


これが純正のエンジンオイルのサーモスタットです。110℃でフルオープン。
それ以下の油温では、純正エンジンオイルクーラーへの通路を塞いでいます。

(と、いっても完全に塞いでいるのではなく、エア抜きの為にもエンジン始動中は、
ほんの少しだけ、オイルは循環しています。)



そこで去年、こんな部品を作りました。
これは、500Eのオイルフィルターケースに、EARL'Sなどの社外の
フィッティングジョイントを取付出来る様にするためのアダプターです。

小さな部品ですが、いざ作るとなると意外に大変です。




結局、フィルターケース差込部、合わせ部フランジ、パイプ部、フィッティング取付部、と、
それぞれ個別の工場で製作し、組合わせて溶接(溶接用ジグも作り)、錆止め表面処理し、
やっと完成します。すべてMade In Japanです!


上記写真は、試作品を取付後の写真です。

写真のフィッティングジョイントは、シルバー・ブラックの組合わせが使われていますが、
エンジンオイルクーラー用としては通常、ブルー・レッドのEARL'S製のFORGEを使います。

ホースはAeroquipe(エアロクイップ)社製のステンレスメッシュ、あるいはトップ写真の
同社製、ナイロンアウターの軽量レーシングホースを使用しています。

先のフィルターケース内の110℃純正サーモスタットは取外し、新たに
80℃オープンのサーモスタットを外付け、オイルクーラーラインの途中に設置します。

エンジンオイルクーラー無しでは、度々油温120℃を超えてしまう事もありますが、
この仕様であれば、長時間かなりハードに走ったり、渋滞しても、
油温は渋滞時で〜110℃内、高速走行時は〜100℃で納まります。


しかし、水温対策でまず、先に対策をお薦めしたいのは、ATフルードです。
ラジエター内部にATフルードラインを回す構造上、夏場の渋滞時などは特に、
ATF温度上昇が、水温を引き上げてしまうからです。

ATフルード温度の引下げで、修理代の大きいAT本体の寿命も、
劇的な改善が期待出来ます。



500E日本仕様で付いていない、エンジンオイルクーラーは、
必ず必要といった部品では有りませんが、エンジンオイルの温度が下がれば、
エンジン本体温度も下がり、水温も下がります。

ATFクーラーに次いで、「有ればより安心」、
クルマに掛かる負担を少しでも減らしたい、と考える方々には
お薦め出来る、積極的な温度管理の対策部品です。




下記に以前のブログでもご紹介しておりました、
500Eの冷却システムの標準の作動温度・条件などを掲載しておきます。
作動条件を知ることで、正常かどうかの御判断にお役立て下さい。


●エンジン電動ファン
エアコンレシーバータンク・プレッシャースイッチ
16±0.5barで低速ファン ON 12±0.5barでOFF
水温107℃で高速ファン ON ← ↑40km/h未満でON 70km/h以上でOFF
 
●エンジンカップリングファン
92〜100℃でON エンジン4500r.p.mでOFF →3250r.p.mでON(復帰)
 
●LLCサーモスタット
78〜82℃で開き始め94℃でフルオープン
 
●エアコン
121〜123℃で間欠50%運転、126〜128℃でOFF→122℃で間欠 117℃で復帰
 
●点火時期
LLC 94℃が基準、そこから12℃毎上昇につき、5度ずつ遅角
 
●エンジン電動ファン 水温センサー騙しの抵抗について
通常は水温107℃で高速作動。2PINコネクタ線に
1.2kΩで95℃で作動。

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