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よくあるご質問・・・

2008年10月16日


>92年式と最終モデルとの違いについて

 92は足回りから伝わるダイレクトな操作感や

はっきり乗り手に伝わってくるエンジンの鼓動が魅力。

→93年以降最終モデルに向かって、徐々にそのフィーリングが

マイルドな感触・快適志向になって行くと言う違いがございます。

完調のLimitedはモデル中、一番の快適性を誇ります。

どの年式が良い車かと聞かれれば、どの年式も間違いなく

素晴らしい車でございます。間違いはございません。

 

しかし年数が経過した今となってはいかに

「500Eの真の実力を引き出して(整備で)お使い頂くか」の方が

固有の特徴以上に、フィーリングの善し悪しの決め手となると

以前より、最も重要なポイントと特に強く感じております。

 

>走行距離により故障のリスクや維持費差が大きいことはありますでしょうか。

勿論ございます。金属的な消耗部品は走行距離が少ない程

当然リスクは少ないです。
故障と維持費の差は、
「いかに整備をされて来たか」と、

「いかに整備を施して使われるか」次第、と存じ上げます。

 

>おおよその維持費もお教え願います。

弊社御購入の車両であれば、完調を維持して頂くのに

おおよそ年間1万km前後走られるお方の場合で、
平均約20〜30万円ほどと存じ上げます。

 

新車当時からそうなのですが、消耗品を取り替えながら

「最高のフィーリングをキープし、末永くお使い頂ける

唯一無二の設計の車」とご認識頂きたいです。

残念ながら、ディーラーさんでもコンディションの維持は

出来ていても、フィーリングの維持は出来ていない場合が

多い様に思います。(メカニックのスキル次第で消耗品の

交換部位や、フィーリングの善し悪しは変わって参ります。)

 

発売当時から現在までOIL・ベルト交換・故障箇所修理

などの最低限の整備だけで今日に至った500Eは、

92年で16年×約20〜30万円、95年で13年×約20〜30万円、

と、猛烈な整備費用を必要とされる、
「ギリギリ動くだけの状態の500E」
といった個体も残念ながら中古車市場には多数、
存在いたします。

 

上記の理由から、弊社では事故歴や実走距離は

当然として、過去の整備履歴もしっかりと把握した上で、

店頭に並べる500Eを厳選しております。その500Eをベースに

徹底した整備を更に施し、
御納車前の整備代で100万円〜200万〜

以上にもなる重整備が納車点検での日常です。

 

本当は一台残さず全ての500Eを現代に蘇らせたいですが、

現実的には、整備に掛かる費用と時間が膨大に必要な500Eは、

涙を飲んで自動車オークションに出さざるを得ない状況です。

 

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