これぞ幻の1台!・・・AMG 300CE 6.0-4V HAMMER WIDE COUPE
2009年12月22日
昨日は「GERMAN CARS」さんの・・・
巻頭特集の取材で、
とある場所の撮影スタジオ入りしておりました。
今回弊社が持ち込んだのは、「AMG 300CE 6.0-4V HAMMER WIDE COUPE」
通称ハンマークーペと呼ばれる、非常に数の少ないAMGコンプリートマシンです。
日本での販売台数は何と「4(5)台のみ」とされているクルマです!
(5台と言う説も有ります。89年式が2(3?)台、90年が1台、
銘機M119-6リッターエンジンを唯一搭載した
91年式のこのクルマそのものが、「1台」という数の少なさ!
WEB上でハンマークーペの写真や資料を探してみても、
その殆どがメルセデスのリリースしたプレスフォトばかりで、
これは後にAMGがMercedes-Benzに吸収合併されてからの
撮影写真なので、当時のこのハンマークーペの姿は殆ど見当たりません。
AMGの創立者である、H.Wアウフレヒト氏が「最も印象に残る1台」として
このクルマの名前をいつもインタビューで愛しそうに答えていたり、
「その余りに過激な走行性能の高さから、Mercedes-Benzの
スリーポインテッドスターマークを外し販売した」
などなど色々な逸話が残っておりますが、いつも出てくる写真は同じ。
先のプレスフォトばかりでした。
ですので、今回の撮影にはAMGの歴史上としても、
世の中の資料的な価値としても大変、意義の有る撮影になる!と
このクルマはどんな表情を見せてくれるのだろう・・・?
過去の190EVO2や500Eの撮影時の印象を思い返しながら
「おおー!!」
と第一声で、プロカメラマンさんや編集長から歓声が上がります。
「良かったー」と、思わず私もニッコリです。
「なんて悪そうな迫力を感じさせるクルマなんだ!」
「やりがい有るなぁ!」と、嬉しそうなプロカメラマンさんのお声をお聞きし、
なんだか自分が褒められている様な、照れ臭い気持ちに。
思わず私が喜んで舞い上がってしまい、何ともお恥ずかしい限りです。
お邪魔にならぬ様に私も稚拙な撮影をさせて頂きましたが、
この希少なAMGのプロ渾身の写真は是非是非、誌面でご確認下さい!