AMG300E-3.2 拘りのオーディオユニットのインストール
2010年07月11日
参院選挙ですね。本日は投票日!
いつもより少し早起きして、少し出社前に投票して来ました!
少しでも日本という国の運営が上手く行きます様に・・・
そんな願いを込め投票して来ました、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
政治と金・普天間・消費税・国の借金問題と、暗い話題が目白押しですが、
何とかして打開策を打ち出して欲しいですね。
と、それはさておき、
今週もJ-AUTOは御客様方の愛車の整備問題?
いえ、問題では有りませんが、全力で点検整備や納車前点検に取り組んでおります。
今回はこちらのお客様の愛車をピックアップさせて頂きます!
AMG 300E-3.2!希少なクルマですよね。
ナンバーを見ての通り、かなり御遠方よりお越し頂き、
整備などをさせて頂いております。
本当に有り難く存じ上げます!
今回は先日のオーディオシステムのインストール作業に引き続き、
ドライブレコーダーのモニター取付位置などの小変更と合わせ、
オーナー様が気にしておられた、プロペラシャフトのディスクジョイント
(カップリングディスクとも言います)の交換です。
気にしなければ気にせずとも、
意外に大きなトラブルも無く使える
この時代のメルセデスやAMGですが、
愛車の健康状態を「常に気遣う」というのは重要な事です。
現代においてもクルマは男の生活の道具であり、
アイデンテティを示すモノでもあります。
流行だけに流されず、こういった拘り溢れるクルマと
付き合っていく生活は本当に素敵だと思います。
しかし、一流の名刀も刃こぼれしていては切れ味は発揮出来ません。
そんな風に、どんな道具でもそうだと思いますが、
クルマにとって、整備は必須条件です。
「良いモノ」を「良い状態」に本領を発揮させて使う為にも、
トラブルを未然に防ぐという意味でも、整備はとても大事なポイントです。
そんなオーナー様の拘りはオーディオにも徹底されており、
ヘッドユニットには名門、Nakamichiのカーオーディオ初期の頃の
TD1200-LIMITED(アジマス調整機能付テープデッキ)!
相当重く、ゴツイ機械です!
トランク内には同じ年代のClassicなNakamichiアンプを2機装着。
これらはオーナー様が、以前お乗りのW124から20年以上も使い続けている逸品。
それらに追加して、後の年代の
NakamichiのDAC(デジタルオーディコンバーター)と、
今のメインソースとなるNakamichi CDチェンジャーを
プラスするという組み合わせ。
前後スピーカーは、オーナー様からJ-AUTOのお薦めを聞かれ、
ここは現代のドイツのHELIX製のスピーカーをチョイスさせて頂きました!
更に大掛かりな改造無しで、十分な低音再生が得られる
ALPINEのサブウーファー
もプラス!
ケーブル類はノイズに強い自動車用の定番品、MonsterCableを組み合わせます。
勿論、各機器はメーカーに出しオーバーホール済み!では有りますが、
いくらなんでも、流石にコレは古過ぎでは?と御思いの方も多いと思います。
ゴメンなさい。正直に言いますと、私もそうでした。
しかし!ビックリな事に、アレレ?
猛烈に良い音出ています!?
出て来る音は一言で言って、透き通る様に超クリアかつ、
何の色付けも無いかの様な骨太な音!
綺麗に原音再生しているかの様なピュアなサウンドです!
このクルマから出て来る、とても綺麗で繊細な音を聞いていると、
取付前まで重たい・古臭いと感じていた、このClassicなNakamichiの
機械達が、何だかとてつもなく格好良い代物に思えて来ます!
ヘッドユニットのスイッチ一つとってみても、その手応えや質感は、
相当なお金を掛けて作られている事が解ります。素晴らしい。
結局、クルマの世界も随分前からそう感じるのですが、
コストを掛けずに作る事以外の分野では、
そんなに進歩はして無いって事なんでしょうね。
良いと言われ続けたモノは、やはり時代が変っても良いモノ
(劣化が取り除ける事が可能な工業製品ならば)に変わり無い。
このNakamichiの機械に、往年のMercedes-Benzの世界に通ずる所を感じました。
そんな風に考えさせられた私でした。