"Das Beste order nichts" (ダス べステ オーダー ニヒツ)
2010年09月09日
"Das Beste order nichts" (ダス べステ オーダー ニヒツ)
今年、2010年7月7日からMercedes-Benzは、
長く封印してきた、このスローガンを改めて使い出しました。
Mercedes-Benzの創業者の一人でもある、
ダイムラーAGの創業者ゴットリープ・ダイムラーが
掲げた社訓が、この言葉"Das Beste order nichts"
(ダス べステ オーダー ニヒツ、日本語訳で「最善か、無か」)でした。
日本でもかなり昔から、このメルセデスベンツの「最善か、無か」と言う
言葉は知られてきておりました。
しかし・・・
あれは確か、96年の新型モデル発表時期だったかと思います。
丁度、アメリカのクライスラー社とも合併した頃ですね。
ショッキングな事に突如、Mercedes-Benz当時の代表は
このスローガンの廃止!を発表したのです。
何故わざわざ新型の発表時期に合わせてそんな事を
発表するのか?不思議でなりませんでしたが、
「我々はもはや特別なメーカーでは無くなった!
我々はVW(フォルクスワーゲン=日本語訳で「国民車」)を目指す。」
と凄い言葉を付け加え、言ってのけたでした。
それが「最善か、無か」に代わるスローガン?と、ビックリしたモノです。
実際に190E、E、SL、Sクラスと
ゲレンデヴァーゲンがホンの少々といった
我等が愛するW124の全盛期時代と比べると、
96年以降、もはや憶えきれない位?!モデルラインナップも
増え続け、世界的に一気に増加した新車メルセデスベンツの販売台数。
が、2007年に129万3200台を記録した新車販売台数は、
2009年に109万3900台と、ここへ来て落ち始めているんです。
世界的な景気や先行き不透明感も有るかとは思います。
今回のスローガン発表が、ブランドイメージの再構築の為に
持ち返してきた、「宣伝の為だけの」言葉にならなければ良いな。
と考えておりますが・・・。
プレスインフォメーションには、しっかりと
"Das Beste order nichts" (ダス べステ オーダー ニヒツ)を、
ブランドスローガンとして、宣伝・キャンペーンを展開します。
・・・と、有ります。
何か少しそれは違う様な気がするのですが・・・
以前の様に圧倒的な高品質な中身で勝負はしないのでしょうか?
私共J-AUTOでは、
この言葉をMercedes-Benzが使わない!と宣言して以降、
社訓として「Mercedes-Benzに代わって」と、言うと少々大袈裟に
聞こえるかもしれませんが真剣に、この言葉は守って行こうと
広告などでも、自律と言う意味も含めて、告知してきておりました。
車両販売でも、整備の分野でも、カスタムパーツの開発でも
妥協無しで確かなクオリティのモノを!
お客様に自信を持ってお薦め出来る物のみを供給していきたい。
そんな思いから、「最善か、無か」
"Das Beste order nichts" (ダス べステ オーダー ニヒツ)を
J-AUTOは掲げ続けています。