来たる5月15日!ジャーナリスト山口宗久氏プロデュースW124AUDIO試聴会イベントのお知らせ!
2011年04月24日
5月15日(日曜日)J-AUTOに、「GERMAN CARS」でも
お馴染みのジャーナリスト、山口宗久さんが、
御自身でプロデュースされたW124用フロントスピーカーの
デモを兼ねて、W124-E500の試聴車と共にお越しになられます!
「GERMAN CARS」さんの中で、山口さんのコーナーは
いつも読んでいて、凄く「クルマ好きの心を掴む」のが上手い人
と感じさせるお方で、読み進めるにつれ思わず感情が込み上げて来る様な
素晴らしい文章・記事にいつも感心させられています。
勿論、私もファンの一人です。
実際にお会いして、お話をさせて頂いても
本当に研究熱心・知識豊富な方で、各車に対する
特徴を見事に捉えたご意見はいつも勉強になる事ばかりです。
で、早速その山口さんプロデュースのスピーカーを
試作品の段階で私松本も聞かせて貰いました!
私もオーディオには結構うるさいクチです。
山口さんから事前に小口径スピーカーを使ったシステムとお聞きして
おりましたので、「レスポンスと中高域の表現力は良いけれど
絶対的に迫力不足の音かな?」と、思い切り自分の先入観を持って
デモ車に乗り込み、早速試聴しましたが!・・・が!
※写真はスピーカーグリルを取り外した状態の試作品の写真。発売時にはボルト類もリファインし
もう少し格好良くなるそうです。スピーカーグリルを付けると全く見えなくなりますが。
無加工で取付可能です。
これは・・・かなり・・・想像と全く違いました。
いえ、概ねの想像と「音の出」は間違ってはいないのですが、
余りに「細やかな素晴らしい音楽の再生能力」に驚いたのです!
言うなれば「出て欲しかった音がタップリと見事に出ている」感じです。
自分でもW124のオーディオはかなり拘ってやってきておりましたが、
この音は正直、今までの考えを根本から覆される様な「事件」です。
※正真正銘、何の変哲も無い見慣れた純正デッキから驚愕のリアルサウンドが!
何といっても私が驚いたその訳は、
システム構成が純正カセットデッキに純正CDチェンジャー、
気の利いたケーブルの類も一切使わず
トランク内にポン付けのカロッツェリアの
もう売ってもいない、古〜い(失礼!)薄型ウーファーのみ!
という、オーディオ好きからすると、
なんとも「ナメ過ぎ」な構成だったからです!
かなり高額なオーディオ機器につぎ込んできた私は
鳴っている音を聞きながら、正直かなり動揺しました。
※トランク内は極力荷室スペースを犠牲にせずにポン付けウーファーを追加。ソースは純正CDチェンジャー。
「何でこんな良い音が出るのか?」と、冷静に考えると
W124のフロントスピーカーはご存知の通り、フロントウィンド両脇に
ガラスに向かって付いています。
この装着位置は音場感を出すのには最適なのですが、
一番の問題は、高音域を欲張り過ぎると
ガラスに反射し混ざり、とても聞き疲れする
五月蝿い音になってしまうのです。
(ガラスなどの硬い材質は高音域を反射する特性が有ります。)
この問題は、mac audioやrainbowなどのW124ポン付けスピーカーを
装着された事の有るお方なら、ご存知の問題だと思います。
で、今回のスピーカーは、純正同様のフルレンジ1WAY構成。
30kHzまで再生と謳われている品ではあるが、
実際の音の出方では、それ程高音域は欲張っておらず
とても素直な感じ。むしろ表現力のみに的を絞って作られて居る様で
ガラス下での再生でも女性ボーカルのリアリティには思わず息を飲む程。
超一級です!
それもその筈このスピーカー、ホームオーディオマニアの間で40年間!も
愛され続ける隠れた名品なんですね。
もう一つ、W124・W126・W201と全て、フロントスピーカーは
ダッシュボード上の配置ですが、スピーカー背面は
スポンジこそ入るモノの、全くの無防備、フリーエアー!
ボックス(エンクロージャー)構造が取れるスペースも無いし、
ここは仕方が無いモノと思っておりましたが、
そうでは有りませんね。
リアルな音を再生する為にはエンクロージャーは不可欠!なんだなと、
今更当たり前の事に気付かされましたね、この音を聞いて。
カーオーディオに拘りをお持ちの方、そうでもない方!にも
是非是非!W124好きな皆さんにも聞いて欲しい音です。
※エンクロージャー型取りのウレタンブロック綿密に採寸されています。
愛する車W124で、「良い音で音楽を楽しめる空間」にする為の
強烈な近道を「ジャーナリスト山口宗久さん」は開拓してくれました!
私自身も、随分と遠回りをして来たなと思いました。
次は、嬉しくも悲しくも貴方の番です!
5月15日!是非、J-AUTOに御気軽に確かめに来て下さいね!
山口さんとお話がしたい!という方も大歓迎だそうですので!
※ご紹介リンク
山口宗久さんの著書
山口宗久さんのHP
山口宗久さんのブログ
W124・W126スピーカー開発秘話とご購入方法