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お客様の愛車紹介!(500E水温対策の決定版!)・・・Speichern Sie Ihr Auto! (Die ultimative messen Temperatur 500E!)

2011年09月13日

いつも有難うございます!
お客様Y.K様のの愛車 1992 500Eをご紹介させて頂きます!

今回の御依頼事項のメインはATFクーラーのお取付!

今年の夏の様に、「日中外気温度40℃越えの
状況でも、水温を心配しなくても良い様な改良」がテーマです。

既に電動ファンの95℃早回しKITは御装着済みですが、
日中一時間程走らせた後、エンジンを掛けたままで停車して居ると、
水温が時折、僅かに100℃を超えてしまうという事です。

見事にオイルクーラーの為の空きが有る、500Eディーラー車の図。

電動ファン95℃早回しKIT無しの状況では、
107度辺りまで上がってから、やっとFANが高速で回り出し、
そこからゆっくりと水温が下がって行くのが前期500Eのノーマルな状態です。

ですので、水温107度までは上がってしまっても
全く駄目な状態という訳では無いのです。
が、精神衛生上には余り良ろしく無いのは確かですよね。
エンジンルーム内の部品劣化の進行を防ぐ為にも、
水温をもう少し下げる対策は効果的だと思われます。

そこで今回はまず、ラジエター内部を通す純正のATFラインを撤去。

日本仕様ディーラー車では装着されなかった、
ドイツ本国仕様のエンジンオイルクーラー取付位置が
丁度空いていますので、そこにATFクーラーを新たに装着。

80度オープンのサーモスタットをATFクーラーラインに設置し、
ATFを理想的温度に保たせます。

このATF温度で常にお使い頂ければ、AT自体の耐久性も
飛躍的に向上する筈です。
(120℃前後で使われる場合と比べて、80℃での使用ならば
AT本体は3倍近くも耐久性が上がるというデータも有ります)

これでATFの油温上昇に引っ張られて水温が上がる、
500Eの悩みは完全に解決出来ますね。

装着後の気になる水温は90℃辺りで一定、OKです!

ATミッション左側

もっと水温を低くしたい?
いえいえ、エンジンの水温にもATF同様、理想的な温度が有ります。
M119エンジン搭載車である500Eは一般的な車両と比べると、かなり高めの水温で
一番、燃焼・排気のそれぞれの効率が最も良くなるポイントを設定しています。

これは92℃位から回り出すエンジンカップリングファンや
電動ファンの設定、殆どの日本車では0.9kgしか加圧しない冷却水のシステムを、
この時代のメルセデスでは1.4kgも加圧し、沸点を大幅に上げた設定などからも
明らかです。また、冷却水のサーモスタットの設定も78℃〜82℃で開き始め、
94℃でフルオープンですので、この温度が最も安定させたいターゲット温度になります。

夏・冬期を問わず、水温は90℃±5℃辺りで落ち着かせるのが理想でしょう。

ATミッション右側

改造という行為は常に「もっともっと」と、なりがちな世界ですが
水温・油温管理においては共に、過剰に下げる対策は
500EやE60を日常の中でお使い頂く中において、全く不要と考えます。

レースなどの競技に使用する場合を想定した場合では、
ここ一番というタイミングで燃焼効率が一番良くなる温度、
水温が狙いの範囲に来る様にセットを目指しますので、
街乗りではかなり低めの温度設定になってしまう事はあります。

500E・E60では相当難しいですが、むしろ極端な低温度で
水・油温度管理が可能になってしまった場合には、
エンジンの異常磨耗や排出排気ガスの増大を招く結果となります。

しかし今回の対策は耐久性の向上や、日常での使いやすさ・安心感アップなど
500Eの未来を見据えた、程良い「改良」になっていると思います。

この仕様を組んでみて、余りに具合が良いので
ドイツ本国仕様のエンジンOILクーラー付きの場合でも
ATFクーラーをバンパーセンター裏に組込むプランを
早急にご用意させて頂きますね。


上の写真は今回、併せて御依頼を頂いた、モジュールボックス冷却ブロアーファンの
モーター交換作業中の一コマです。
500Eのディープなファンの方々の間で話題になっていました。

DAS診断機で作動状況は問題無いのを確認しておりましたが、外してみると・・・
ボックス内温度が61℃で回り出す、このファンモーターも結構くたびれて居るモノですね。
水温・油温の安定対策と来て、これで更に安心ですね。

前後AP-RACINGキャリパー装着+18inch
Ultra Light Weight Forged Alimi Wheel Euro-Six装着の
Y.K様の1992 500E!

                               
                               
Special Thanks! Owner Mr Y.K

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