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GERMAN CARS 11月号 「とことんメンテ」特集にJ-AUTOが紹介されました!

2011年10月08日

GERMAN CARS 11月号、愛車に一生乗り続けるための
「とことんメンテ」特集の巻頭特集にJ-AUTOが紹介されました!

特集記事の題材となっているE500-LIMITEDは、大変光栄にも
愛媛県より御依頼を頂戴した、弊社としては初めてのお付き合いをさせて頂きます、
新車時からこのE500-LIMITEDにお乗りのお客様の大切な愛車です。

メンテナンスは現地のディーラーさんで、ほぼ一年置きにされて居られるモノの、
今一つ、昔味わっていた乗り味が復元出来ないか?というご相談を受け、
今回の作業に当たらせて頂きました。

流石にディーラーさんです。比較的、走行上で支障の出そうな水回りなどの
信頼性面での整備は概ね手が入っておりましたが、ことフィーリングが良くなる
部分に関しては、若干手薄な印象を受けました。足回りを中心に
ステアリングシャフト回りのベアリングや、経年劣化の進みやすい
プラスティック製のカラーやジョイントブーツゴムなど、見逃されがちな
ポイントを押さえて整備を施していきます。

また、このクルマでもう一つのメインの作業となった部分は、内装・外装の復活。
外装は「これでもか!」という程に艶が引け、尚且つクリア装のヒビ割れが発生していました。
下地処理から入念な作業が必要となる為、弊社が腕を見込んだ提携先板金工場さんへ。
今回はメルセデスベンツ認定塗料メーカーの中でスタンドックス社製の塗料でペイント。

塗り上がったボディは鮮やかで深い艶を放ち、まるで別のクルマを見ている様です。
耐久性も当時の純正塗料を大きく凌ぐ、現代の塗料を使用する事で傷付きにくく、
お手入れも楽々。ヒビ割れなどの経年劣化の心配も全く無用になります。

写真上 経年劣化の出やすいメッキモール類はこの際、ハイパー塗料を使って純正新品状態を
ペイント仕上げで忠実に再現します。こうすれば外保管が多くても変色の心配は皆無になります。

写真下 また、プラスチック素材剥き出しのドアハンドルも純正新品の風合いでペイント仕上げに。
これも経年劣化を全く感じさせずに、お使い頂く為のテクニックです。


写真下 フロントウィンドは赤外線・紫外線をカットする断熱ガラスに交換。
一見クリアに見えるサイドとリアウィンドにも、同じく赤外線・紫外線カットするフィルムを貼らせて頂きました。
これで内装のウッドパネル・本革の内装・プラスチック部品の劣化進行を劇的に防ぐ事が出来ます。




写真上 御納車の陸送手配前の写真なので、保護フィルムだらけで雰囲気が伝わらず残念です。
ヒビだらけで変色しきったウッドパネルは全て、新品同様のブラックバーズアイウッドに蘇り、
特徴的なLIMITEDだけのグレーマーブルのグラデーション革シートも純正以上の耐久性を持たせた
特殊専用塗料にて再染色塗装を施させて頂きました。

全貌では有りませんが、リアシート側は輸送向けの保護カバーが貼られていませんでしたので一枚!
新車時に近い革の柔らかさもバッチリ再現出来ています!(ここが難しい所なのです。)

御納車陸送前のひとコマ。きっと過去の板金作業でないがしろにされてきた、
ズレズレだった各パネルやライト・バンパーのチリ合わせもピタリと完璧です!


ここもヒビ割れが酷かった、見落とされがちなドアミラーのカバーゴムもしっかり交換。


何故か320用のヘッドライトレンズが付けられていた、このLIMITEDも
今回やっと500本来のレンズに交換。目がキラキラと輝く姿がやはり500の証ですね!


                                 Special Thanks Owner Mr.K

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