とある熱狂的な、500Eのオーナー様のご紹介・・・Begeisterte Einführung, die Eigentümer der Phrase 500E
2012年04月14日
つくづく、500Eは不思議なクルマだな、と思います。
近年、良い状態で500Eをお使いのオーナー様ほど、
500Eに対して静かに、しかし、熱くなっておられる方が
多くなって来ているのを感じるのです。
何の事かと言えば、ここまで普通に使えて、普通に走らせているだけで
乗り手の人間を「気持ち良くさせる機械(クルマ)」が、この世にもう無く、
また、出て来る気配が無い事に、オーナー様方はお気付きだからでしょう。
一瞬の強烈な快楽、あるいは刺激を楽しむ為の車は多くとも、
何の不便も感じさせず、日常生活の中に溶け込み使いながら
無理せずに運転していても、運転が気持ち良く楽しいクルマ。
それが500Eというクルマなんだと思います。
もう既に聞き飽きた、PORSCHE社とのコラボレートで生まれた話や、
ただでさえ頑丈と言われるW124のボディを、更に特別に設計を
し直された強固なボディ、量産車に有るまじき手の込んだ製造方法など、
500E(含むE500-LIMITEDまで)の生まれた背景は、クルマ好きな皆様なら
ご存知の通りです。
往年のメルセデスベンツは、どれもこれも、とても素晴らしい乗用車です。
勿論、その例に漏れず、500Eも乗用車としての完成度は素晴らしい。
が、確実にW124の500だけは、Mercedes-Benzの中で生まれ育ちも
全くの異端児であり、その乗り味は似通っていながらも、やはり異質の物です。
貴方がもしも「クルマが好き」とお思いの方ならば、
改めて是非、恐れずに500Eの世界の扉を開いて頂きたい。
きっと、もっと自然に、もっと身近に、
「クルマって気持ち良い乗り物なんだ」と、気付かせてくれる筈です。
下記リンクは、表題とさせて頂いた、とある500Eオーナー様の日記(ブログ)です。
http://blogs.yahoo.co.jp/nautikblau
完全に個人ユーザー様ですが、500Eに対する熱意・愛情や、知識の深さは凄まじく、
思わず「ここまでやるか!?」と言ってしまいながらも、私松本も、
いつも楽しみに拝見させて頂いております。
何を隠そう、実は先日御紹介をさせて頂いた、「モジュールボックス冷却ファン」の
ネタ元も、こちらのオーナー様が発見され、弊社での扱いにもご快諾頂いた部品です。
しかし、目指す所は同じ!W124、「500の乗り味の探求の世界」!
その世界はとてつもなく深く、極めれば極めるほどに中毒性が上がっていきます。
そこで得られる快楽は、もはや自動車の世界を飛び越えてしまっているのでは?
新たにオーナーとなられた方は、そんな500の「魅力の深さ」に溺れない様にご注意頂きたい!
Special Thanks Owner Mr.No.52!