世界中で話題となっておりました、W124 500E・E500のM119エンジン用の、純正及びBOSCH-OEMのディストリビュータキャップ・ローター使用によるアイドリング不調やエンジン不調などの問題を解決してくれたのが、こちらのドイツBERU社製デスビセット(純正Oリング付)です。BOSCH-OEM品は2012年頃以降、メルセデスベンツ純正品では、2015年初頭以降に供給されたデストリビュータキャップ・ローター(共にスペイン製)をお使いの方は、こちらの部品へのお取換えをお薦め致します。これらのスペイン製のデスビキャップ・ローターには、それ以前には施されていた艶の有るコーティングが省かれ、内部の樹脂部分に湿気を吸い込み、溜めこんでしまい、それがエンジンの温まって来たタイミングでキャップ内に霧状になりながら揮発し、猛烈なエンジン不調を引起こしてしまいます。デスビ不調のままお車をお使い頂くと、イグニッションコイルやスパークプラグ、プラグコードの劣化を極端に早め、高価なEZLイグナイターの故障まで誘発される恐れがございますので是非、御注意頂きたい部品です。BERU社製を扱う以前は弊社でも、キャップにエアベントのニップルを立て、エンジンエアクリーナーボックス内に配管するなどの手を講じておりましたが(画像3参照 左からエアベントのニップルを加工して付けた物。み中央と右は純正新品を一か月使用した物。水滴に見える液体はデスビキャップ内側表面から水分の揮発と共に滲み出した、油?の様な物です。)、この方式では霧の中を走る、あるいは湿度の高い雨の日などには、やはり不調が起こってしまい、頭を痛めておりました。しかし、このBERU社製を扱いだしてからは、2014年までのメルセデス・ベンツ純正品同様、全く問題はございません。(((誠に恐縮ですが、こちらの商品につきましては、メーカーの製品不良検査はやや甘い様で不良品が稀に混入しているケースがございました為、通販不可、弊社へ御来店の上での御取換のみの対応とさせて頂きます。))) |